ストレスをため続けると病になる!?

人の身体には、自律神経(じりつしんけい)という体温や呼吸などをコントロールしている機能があります。

自律神経には、体を活動的にする交感神経と、体をリラックスさせる副交感神経があります。

健康な状態では、交感神経と副交感神経のバランスがとれていますが、ストレスを溜め続けることでバランスがくずれ、交感神経側にかたむいてしまします。

交感神経は、身体を活動的(あるいは攻撃的)にする神経ですから、交感神経に傾いている状態では、呼吸が早くなったり、そわそわと落ち着かなくなったり、イライラして荒くなったりしがちです。

更にこの状態が続けば、心身症や精神的な病(例えばうつや自律神経失調症)になる可能性が高くなってしまします。

ストレスチェック

生活の中で変化が起きると、本人が気づかなくてもストレスを抱えてしまいます。

今回は、アメリカの「社会的再適応評価尺度」という表を使ってストレスチェックをしてみましょう。

これは、下の表の中で、このような経験をしてから、元気を取り戻して再び今までの生活、社会に溶け込むには、どれくらいの時間とエネルギーがかかるのか<をポイントにしたものです。

ポイントが高いほど、ストレス度が大きいといえます。

現在から2~3年の間に起きたことをチェックしてみてください。

できごと 単位値
夫・妻の死 100
離婚 73
夫婦の別居 65
刑務所などへの拘束 63
肉親の死 63
けがや病気 53
結婚 50
解雇 47
夫婦の和解 45
退職 45
家族の病気 44
妊娠 40
性の悩み 39
家族が増える 39
仕事の変化 39
経済状態の変化 38
親友の死 37
転職 36
夫婦げんかの回数の変化 35
1万ドル(100万円以上)の借金 31
担保、貸付金の損失 30
仕事上の責任の変化 29
子供が家を出る 29
親戚とのトラブル 29
輝かしい成功をおさめる 28
妻の転職や就職 26
就学、卒業、退学 26
生活条件の変化 25
個人的な習慣の変更 24
上司とのトラブル 23
勤務時間や勤務条件の変化 20
転居 20
転校 20
趣味やレジャーの変化 19
宗教活動の変化 19
社会活動の変化 18
1万ドル(100万円)未満の借金 17
睡眠習慣の変化 16
家族だんらんの回数の変化 15
食習慣の変化 15
長期休暇 13
クリスマス 12
ちょっとした法律違反 11

※スマートフォンで閲覧し、得点がうつらない場合は、画面回転で横向き表示にしてみてください。

・300点以上の人

このテストの追跡調査によると、300点以上の人の約8割が、翌年になんらかの病気になったそうです。

・200点~300点の人

200点~300点の人の半数以上が、翌年に健康上のトラブルにあったそうです。

ストレスケアは大切

身の回りに起きることの中には、自分ではどうしようもないこともあります。

むしろ、どうしようもないことだから大きなストレスを抱えるのかもしれません。

かといって、自分の心と体の健康を守っていくのはやはり自分が頼りですので積極的なストレスケアをしていきましょう。

交換神経は、体を動かしたり、叫んだりすると緊張が緩んで副交感神経にかわると言われています。

たまにはバカになってストレス発散の記事が参考になるかもしれません。)

また、最近テレビなどでも取り上げられているマインドフルネスや瞑想も副交感神経を働かせてくれます。

マインドフルネスリラックスするための筋弛緩法の記事が参考になるかもしれません。)

自分が好きなことをする時間を作って、上手にストレスケアをしていきましょう。